あしのADHDでも生きる

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第13回地下アリーナトーナメント・あしの結果。

無課金者のブラウンダスト333日目

2020年05月30日あしの地下アリーナ

今月も自分用に記録を残した。いつか良い思い出になれば。そう思っている。


第13回地下アリーナトーナメント反省会・あしの無課金ブラウンダスト! 

※ライブ配信版第13回地下アリーナトーナメント反省会


第13回地下アリーナトーナメント非公式録画動画(無音声)【ブラウンダスト】

※動画と併せてお読みたいただければ幸いです。

 

2大会連続参加となった第13回地下アリーナトーナメントは、2回戦、64強で敗退となった。

戦績だけを見れば前回大会と同じだが、その内容は少し違う。

 

もしも冷静さを欠かなければワンチャンスがあったと思える第12回大会の2回戦に対し、第13回大会の2回戦では、圧倒的な力の差を感じて敗北した。 

www.asi-browndust.com

 負けが決まったあとは、こぼれそうな涙をこらえながら近所の公園に行き、噴水の前のベンチに座って、ここ3日間の自分の行動を振り返った。

 

5月28日木曜日は、オクト助力者実装メンテの間中、ずっとセトの助力者を狙うべきかどうかを考え、メンテ明けにはライブ配信をしながら伝説ガチャに全精力を注ぎ、勢い任せにセトとルシウスを+15にした。

 

5月29日金曜日は、ライブ配信中に常連リスナーさん達にお願いをして、地下アリーナ模擬戦を何度もやらせてもらった。

明らかな練習不足を感じ、配信後には別の配信者さんのチャンネルに遊びにいって、地下アリーナの模擬戦をやらせてもらった。

 

5月30日土曜日は、寝不足の目をこすりながら昼間にデイリー消化のライブ配信。

夕方頃に配信を終えて、前日の模擬戦の結果を踏まえて候補登録の変更やルーンの変更を行い、自分の地下アリーナトーナメントの様子を後で動画として残しておくために、録画の準備や軽食を済ませ、本番へ臨んだ。

 

29日の、一連の地下アリーナ模擬戦後、私は、今の自分の候補登録のままではトーナメントで何もできずに負けるだろうと感じ、本番の直前に傭兵の入れ替えをした。

具体的には、盤面にかける圧力が相対的に下がってしまったショウマンを外し、レヴィア、バルトールに対して強く出られるバーバラを採用。

ナルタスの脅威が減ったため、対抗策として愛用していたクイックを切り、鉄壁バンシーナを採用した。

 

バーバラには怒涛のルーンを二つつけ、バフをしっかり乗せればバルトールやレヴィアはもちろん、条件付きでナルタスやクリスティナもKO出来るようにした。

グランヒルトのルーンを鉄壁から血気に変えたため、アンジェリカへの対抗が厳しくなったと感じていたので、バンシーナに手持ちの一番強い鉄壁ルーンを持たせ、多少は抵抗ができるように候補登録に加えた。

 

自分のやれる範囲でやれることはやったはず。

 

自分自身にそう言い聞かせながら、その実、圧倒的に練習時間が足りていないという事実には目を背けた。

 

第1試合では、後攻を引いた。

先攻よりも後攻の方が勝率の良い私は、とりあえずこの時点で一息。

さらに、対戦相手の方が持ち込んだ候補登録の中にはセトの姿がなかったので、もしかしたら勝機が掴めるかもしれないと思った。

 

相手の方の1番2番は下段最後尾にレヴィア、上段前から3番目にレピテアを配置。

私は上段後ろから2番目の位置にレヴィア、その下へレピテアを置き、下段の前から3番目の位置にチョークを置いた。

2020年05月30日あしの地下アリーナ2

リュドミラがないのが辛い。レヴィアはカウンターで倒すしかなかった。

このチョークは、最終的に下段最前にルシウスをおいて、相手の方のレヴィアにとってのサブタゲ位置になり、固定ダメージカウンターでレヴィアをKOするイメージ。

もし相手の方が次の配置で、1ラウンド中に適当なキャラでチョークを踏むような配置を見せてくれば、そのままチョークを捨ててしまい、グランヒルトの挑発+セトでレヴィアをKOするようなプランも考えていた。

 

このチョークに対して相手の方は、3番ベルフェロン、4番バルトール、5番ユリ、6番ルシウスと下段に厚く火力を並べてきた。

相手の方の4番バルトールは前から3番目の位置で、バーバラの射程内。

そして、下段の最前には6番ルシウスが置かれ、その後は即、私の配置する番が回ってきた。

2020年05月30日あしの地下アリーナ3

勝機が見えた瞬間だった。

私は小躍りした。

もしもルシウスが下段最前におかれなければ、私はとても困っていただろう。

相手の手持ちにはセシリアが見えていたので、相手の方の下段最前が埋まっていなければ、バルトールを倒すのがとても難しくなる。

だが、ルシウスが最前にいるのなら、(置き順とキャラさえ間違えなければ、)バルトールは絶対に1ラウンド目でKOすることが出来る。

 

この時私が考えていたことは、次の相手の方の配置番で、6番と4番の間に置かれる傭兵の事だった。

これは推測だが、おそらく相手の方は、私に初手下段クリスティナを投げてほしかったのだと思う。

 

ヘルガが未実装だったころならば、相手の方の下段のこの配置は格好の的。

もしもこちらの初手下段クリスティナに対して、6番と4番の間にセシリアを置いたとしても、私の候補傭兵にはバンシーナが入っているため、その後の受けの取捨選択でイニシアチブを握りやすくなる。

 

ヘルガが実装されたばかりのころだったら、私は何も考えずにクリスティナを置いてしまっていただろう。

 

6番と4番の間に何を置かれても、こちらの初手下段バーバラが邪魔されないと判断した私は、念のために支援をやや過剰に厚く盛り、下段にバーバラを置いた。

私のバーバラのクリ率はルーン込みで25%。

ベロニア+14のクリ率増加は71~72%で、ベロニアだけではクリティカル発生が確定しない。

3%~4%の不幸にあってバルトールを取りこぼすのは絶対に嫌だったし、6番と4番の間にグランヒルトを置かれると、支援がベロニアだけだった場合は反射ダメージでバーバラが相打ちになってしまう。

それを防ぐためにも、クリ率上昇と解除されない防御力10%上昇がかかるミカエラの支援は必須で、これは同時に、6番と4番の間にナルタスやリュドミラも置けなくさせる配置だった。

 

そして7番目にはセトを配置。

置く場所には少し悩んだが、比較的安全な上段へセトを置いておけば、それだけで相手は苦しくなるはずと判断し、前を2マス開ける形で上段前から3番目の位置に7番セトを置いた。

2020年05月30日あしの地下アリーナ4

バフ盛り過ぎ?でも相手の選択の幅は狭まっている。

その後は、相手の方が7番ヘルガ、8番クリスティナ、9番アンジェリカという配置で盤面確定。

私は予定通りルシウスを下段最前ヘ置いてから、最後の一人に誰を置くべきか考えた。

一度はルシウスの後ろにセシリアを置いて、下段最後尾へ連れて行きベルフェロンを受けさせようかと思ったが、使い慣れていなかった鉄壁セシリアではどれだけ耐えられるのか自信が持てず断念。

最終的には1ラウンド目から相手の方のルシウスのデスガードを削らせるために、中段最後尾へユリを配置した。

2020年05月30日あしの地下アリーナ5

勝ちが決まった良い判断。プレイしている最中はそう思ったが。

相手の方の8番グレイシアはセトのカウンターで倒せる。

9番アンジェリカは、2ラウンド目にセトでKOしてグレイシアに削られるHPを回復させておこう。

3番ベルフェロンにはセトが間に合う。

バーバラを中心に、レピテアベロニアが巻き添えになって吹き飛ばされても、セトさえ残せれば致命傷にはならない。

そうなると、残る盤面はお互いのルシウスのデスカードを削り合う形になっているはず。

相手の9番アンジェリカをエディンで受け、返す刀でアンジェリカを倒したとしても、セトのHP回復の機会を逃すだけだし、1ラウンド目からルシウスのデスガードを削り始めることが出来るユリの方が偉い。

プレイしているときはそう感じた。

 

9番ユリを配置し、残り時間が0になった時、私は勝利が決まったかのように喜んでいた。

 

だが、動画を見ていただければわかる通り実際には本当にぎりぎりの勝利で、4ラウンド目、相手の方のルシウスの攻撃時、私のミカエラに対してかすった!!が発生したために巡ってきた幸運の勝利だった。

この時のミカエラの敏捷は20%である。

 

もしも私の9番がユリではなくエディンであれば、私のセトはもっと早くベルフェロンを倒していたし、エディンは最終的に相手の方の盤面に残ることになるルシウス、ユリと相対してもビクともせず、ミカエラのかすった!!が発生しなくても私の勝利になっていたはず。

今でこそ、あそこは絶対にエディンを置くべきだったと言えるが、プレイしている最中はユリの方が最適な配置に思えてしまった。

 

序盤に握ったアドバンテージをあさっりと手放し、最終的な詰めあいでの判断ミス。

そして判断ミスに気が付かないまま幸運な勝利を掴んで、大はしゃぎ・・・。

何度も自分のプレイ動画を見返した今、とても恥ずかしい気持ちでいっぱいで、ちょっと顔が赤い。

もっと練習をして、瞬時に最適な判断が出来るようにならないとだめだ。

そう思った。

2020年05月30日あしの地下アリーナ6

完全に運だけ勝利の勘違い野郎でした。どうもすいませんでした。

2戦目の対戦相手の方は、前評判でかなり強い相手だと聞いていた。

27日に行った采門大尊さんとのコラボ配信の時には、全てのオクトの助力者を揃えるだけの資源を用意しているとの公言もされており、優勝候補の一角としても名前が挙がるほどだった。

 

ただでさえ勝てる気がしない相手だったのに、運悪く私は苦手な先攻引いてしまった。

正直、自分の手持ちの傭兵は圧力が低すぎるので、先攻を貰うと何をすればよいかわからないという状態。

それに加え、後攻になった相手の方は、バーバラが届かない位置に強い魔法型傭兵を並べ始めた。

2020年05月30日あしの地下アリーナ7

最早語ることは何もない。そういうレベルだった。

絶望しかなかった。

プレッシャーをかけようにも、どこに誰を置いても捌き切られるイメージしかわかず、雑に攻撃型を並べても、あるものはセトの餌食、あるものは延々ルシウス、バルトールの相手をさせられ、ぬるい攻撃型傭兵では何もなしえないと感じた。

また、相手の方も怒涛ルーンを装備したバーバラを持ち込んでいたことと、更にリュドミラもいたので、私は、どこにも誰も置きたくないという状況に。

そのうえで、相手の方のセトを意識しつつ、こちらの手持ちでは唯一相手に圧をかけられそうな自分のセトを活かし、それに対抗する相手の札、レヴィア、ベルフェロン、ベルト―ル、ルシウスと渡り合える盤面を作らなければならなかったが、自分の手持ち傭兵と実力では不可能だった。

 

絶望をしたまま、相手のミスを期待して6番ベロニアを配置、7番にバーバラを置けばそれが相手への致命傷となるような奇跡が起きる事を祈ったが、対戦相手の方は、しっかりと、丁寧に、一つずつ一つずつ、私にとっての奇跡が起きそうな場所を潰していった。

2020年05月30日あしの地下アリーナ9

どこに何をどうしろというのか。そう思った。

私は7番の配置を決める時に、既に負けを確信していた。

 

圧倒的なキャラパワーの差ももちろん感じたが、それよりももっと圧倒的で明確な実力の差を感じた。

ほぼ勝ちが確定しているような盤面になっても、相手の方は最後まで丁寧に傭兵を選択し、配置をし、時間ギリギリまで考え、一縷の希望すらも残させないように詰めてきているように感じた。

 

おそらく、経験値と練習量、判断力や頭の回転速度に相当な差があったんだと思う。

それに対する尊敬の念や羨望感、嫉妬心の類よりも、絶望感や恐怖心が勝り、そして、自分の不甲斐なさや情けなさに対しての悲しみが爆発しそうになった。

自分の配置が終わってから、敗北と表示さるまでの4分弱、私はぼんやりと画面を眺めていた。

 

私は、地下アリーナトーナメントの公式ライブ配信を見る事が好きだった。

先月までなら、画面にかじりつき、適度にコメントをしながら、ワクワクしつつライブ配信を見ることが出来た。

だが、今月の地下アリーナトーナメントは、その後を見る気になれなかった。

 

公園に行った。

幼少の頃過ごした町の、噴水のある公園。

その公園には昔、孔雀の檻が置かれていて、小さな手を伸ばせば、檻の隙間からきれいな孔雀の羽を引っ張り出すことが出来た。

よく姉貴と二人で孔雀の羽を採りに通っていた思い出の公園だ。

 

アキアカネが大量発生した年には、親父と二人で虫取り網を振り回し、沢山のトンボを虫取り籠に押し込めたのもこの公園。

その後は意気揚々と家に帰り、得意げになって家族に自慢したが、親父と二人、並んでおふくろにお説教をされたのも今となってはきれいな思いでで、笑い話の一つだ。

 

公園のベンチに座って、ぼんやりと噴水を眺めながら、ここ3日間の自分の行動を思い返した。

 

幸運に見舞われ、セトやルシウスの助力者が沢山引けたから、もっと戦えると思ったのか。

地下アリーナの練習を納得するまでやっていなかったのに、忙しかったから仕方ないとなあなあにし、それでも勝てる気でいたのか。

2か月連続でトーナメントに出場できたから、自分がとても強くなったと勘違いしていたのか。

候補登録、ルーン編成、配置パターン、攻撃バリエーション等をもっともっと詰めることが出来たのではないのか。

悔いを遺さないように、きちんと準備をしてトーナメントに挑むはずではなかったのか。

 

過去に地下アリーナトーナメントのライブ配信を見た時には、自分が持っていない傭兵達の活躍をみて心を躍らせ、いつか自分もこの舞台に立ちたいと思い、ゆっくりとではあったが、一生懸命、少しずつ自分の傭兵達を育成し、一歩一歩、夢の舞台へ向かって歩みを進めてきたつもりだった。

自分がそこに立つことが出来れば、それはとても素晴らしいことだと思っていたし、誇れるものになると思い込んでいた。

だが、実際は違ったのかもしれない。

 

地下アリーナは、怖い。

自分の惨めさや醜さ、情けなさを容赦なく叩きつけられる。辛い。

 

私の事を応援してくれた一万人近いプレイヤーの皆様、本当に申し訳ございませんでした。

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