第12階地下アリーナトーナメント・あしの結果。
無課金者のブラウンダスト298日目
【ブラウンダスト】あしの無課金ブラウンダスト!10ヶ月目#20
【ブラウンダスト】第12回地下アリーナトーナメント非公式録画動画(無音声)
4月19日に地下アリーナトーナメント初出場が決まってから1週間、毎日なんだかそわそわしていた。
周りは強い人ばかりだという事はわかっていたので、トーナメントに参加できるだけで良し。自分なんぞが1回戦でも勝ちたいと思うのはおこがましいとさえ思っていた。
私の1回戦の対戦相手は、予選の時に1度当たった相手であり、強い相手だという事はわかっていたので、1回戦は半ばあきらめモードで地下アリーナトーナメントに参加していた。
トーナメント本戦にあたり、私は今期の予選で一度も使わなかった傭兵達をいくつか候補登録に加えた。
予選で使ってきたリリアン、チョーク、ジャカンは上位プレイヤーに刺さる局面は少ないと判断、代わりにショウマン、ライアンとプレッシャーをかけられる火力傭兵と、高い防衛力を誇るセシリアを投入。
リリアン、チョーク、ジャカンは自動配置のプレイヤーを捌く時にはとても優秀な働きをしていたが、トーナメントではとても通用する気がしなかったので、まとめて候補から外した。
1回戦、私は後攻だった。
現環境の地下アリーナは実装されている傭兵の質から、先攻側がやや有利に感じていたので、これは向かい風。
しかし、当の私はどうせ1回戦も勝てないだろうと思っていたので、まだ軽い気持ちでゲームの画面を見れていた。
相手の1番2番は、レピテアべリアスだった。
私は相手がレピテアべリアスを配置している間に、相手の候補傭兵にはアルビオン、セシリアが居ない事と、レクリスとバルゼ、リュドミラ、クリスティナが居る事を確認していた。
対戦相手の方がアルビオン+15を持っている事はあらかじめ知っていたので、それが候補傭兵に入っていないことに少し驚いたのと同時に、あれ?じゃあ勝てるかもしれなくね?と思った。
こちらの1~3番は、ショウマン、レピテア、ミカエラ。
最後尾を1マス開けて、下から順番に縦1列に並べた。
クリスティナが地下アリーナで目立つようになってから、先攻後攻に関わらず、私はこの配置場所を多用している。
私にとっては、相手の初手に対応するのが一番楽になるという鉄板の布陣だ。
相手の、下段後ろ目にいるレピテアにちょっかいをかけながら、クリスティナ、リュドミラ、バルゼ等に対応しやすく、4番から強めの攻撃をしかけられるようにした配置。
もし相手が次に下段リュドミラをおいてショウマンを狙ってきたら、ショウマンを捨てて上中2段で戦おうと思っていた。
相手の初手は、3番ベルフェロンを置いてからの4番上段バルゼ。
そしてべリアスの下には5番クリスティナを置いてべリアスの下と後ろを守る形。
私の手持ちのライアンに厄介さを感じたのだろうか、後ろに広めの空間を作っていた。
そして下段最前ヘ6番バンシーナを置いて、手番を回してきた。
私は、あ、勝てそう。と思った。
相手のバルゼとクリスティナ、そして2ラウンドのベルフェロンは、受けようと思えば簡単に受けきれると思った。
バルゼはエディンで受ければよいし、初手ではないクリスティナはグランヒルトで受けきれる。
相手のバフが薄めなので、こちらもバンシーナで受ける事や、なんならグラティ付きのレピテアでも受けきることが出来そうだ。
ベルフェロンは9番ヒルトを上下段どちらかの、前の開いているスペースに置けば封殺できる。
あとは行動順と挑発に注意をしながら相手のキーキャラを減らしていけばよいだけ。
この中で残られると厄介なのはバルゼなので、ここはきちんと相手の攻撃を受け、バンシーナを起動させないようにしながら、上段を制圧してしまおうと決めた。
バーバラには、怒涛×怒涛のルーンを装備させていた。
私のルーンや育成状況だと、レピテアミカエラベロニアの3バフをかけてバーバラを投げると、血気×血気のレピテアアルビオンヒルトも倒せる高火力が出せる。
最前4マスという広い攻撃範囲であり、バリア解除、強化無効化、被ダメ増加と強いスキルのオンパレードで、たとえカウンタータイプのスキルを持っていない相手にでも、高いダメージを出せるバーバラはとても強力だ。
特に、セシリアを候補傭兵に入れていない相手には強く刺さる。
そのバーバラを初手に選択。
バーバラで相手のクリスティナを倒すかバルゼを倒すかの選択があったが、前述の通りクリスティナの受けはより容易いと判断していたことと、もし今後、固定ダメージカウンターやリュドミラで私のエディンが倒された場合、バルゼが残っていると非常に厄介な事になると思ったので、先にバルゼ倒すことを選択。
ついでに、中央のミカエラの支援がかかる位置にキュウビを置いて、この先配置する予定のグランヒルトに守られながら、相手のベルフェロンを処理する係として、想定した。
7番はバルゼを受けるエディン。
一度適当な位置にルシウスを置いて手番を回し、エディンを8番で配置するプランも一瞬頭をよぎったが、相手の7番8番9番を見てからこちらが8番エディンを置いても手遅れになっている可能性があると判断して、先に7番エディンを見せた。
私にとってエディンは、切り札のようなカードで、手持ち傭兵の中では圧倒的に強い存在。
反面、常時防御100%でありながら、デバフ免疫は持っていないため、アンジェリカのような圧倒的な耐久性能はないので、雑に使えばすぐに料理されてしまうエディン。
ゲームを決めうるほどの強力な力を持っている分、大事に扱いたいキャラだった。
しかし、今回の対戦では、お互いの1番から6番の配置でこちらがかなり優位に立てたと確信できたので、さらなるプレッシャーを相手に与えて相手の配置を制限させるために、あえて先に置くことにした。
この7番エディンが功を奏したのかはわからないが、動画の通り、相手は悩んだ末にリュドミラ、アンジェリカ、グレイシアを配置。
相手のグレイシアは、こちらの初手バーバラで瀕死になることがわかっていたので、この盤面が確定したときに、私は小さくガッツポーズをした。
あとは最終的にこちらのエディンが相手のアンジェリカを倒しきるイメージがあったので、勝ち筋が見えた。
相手のアンジェリカのルーン構成は、クリダメが高めになっていて、グランヒルトで受けきるのは難しいという事を確認済みだったので、アンジェリカの受けを2枚用意する必要がある。
こちらのキュウビが、相手のベルフェロンを倒す時間を稼ぐためだ。
こうして8番9番の配置はバンシーナとグランヒルトに決まった。
あとはショウマンを守るためにグランヒルトをショウマンの裏に置くべきかで少し迷ったが、万が一相手の初手バルゼでグランヒルトがKOされれば負け確なので、グランヒルトにはリュドミラの処理だけを期待し、ショウマンの保護は諦めた。
飛んできたバンシーナが挑発を発動し、エディンが吸われる形になるはずなので、上段の髑髏にエディンが当たって溶ける確率も下がり、好都合だ。
1回戦は運がよかった。
相手が候補傭兵にセシリアを採用していなかったため、バーバラが大活躍を出来たし、アルビオンが居なかったため、こちらの初手の攻撃をどこに当てるかの選択券を握ることが出来た。
バンシーナを早めに切ってくれたので、先回りして判断することができたし、ショウマンライアンの圧を感じてか、相手はかなり窮屈な配置を取っていたように思う。
もし相手の候補傭兵が1~2体違えば、こちらが対処不能な状態になって負けていただろう。
この1回戦目の運のよい勝利で、少し欲を出してしまったのが、2回戦の敗因につながる。
2回戦が始まるまでの待機時間に、私は完全に浮足立ってしまった。
頭の中には辺り一面にお花畑が広がり、白と黄色の蝶々が沢山飛んでいて、勝てるかも。もしかしたら次も勝てるかも。次勝てば32強。初出場なのに。と、1回戦を運よく勝てたというだけで、春のフェスティバル状態になっていた。
頭の中がお祭り状態のまま、後攻で始まった2回戦では、相手の前目に配置された1番レピテア、2番ミカエラに対し、私は何も考えずに1回戦同様のショウマンレピテアミカエラを縦に配置する布陣を作った。
だが、1回戦との最大の違いは、相手が3番から6番を配置するときに、相手の後ろががらあきであったこと。
1回戦では後ろ目に置かれたレピテアに対してちょっかいを出していて、やや放置するものめんどくさいかと思わせられるショウマンだったが、2回戦では全くの無意味。
手持ちのライアンと絡めて後方を攻めるにしても、相手には対処するのに十分な時間と空間を作らせてしまっている。
この2回戦の1番は、レヴィアを選択するべきだったと思う。
全て春のフェスティバルのせいだ。
かてるかもヾ(*´∀`*)ノ初出場なのにヾ(*´∀`*)ノ32強?ヾ(*´∀`*)ノ
相手の3番は中央にアスモード、4番5番で下段へバルゼリュドミラを投げ、6番で中央最後のバンシーナ。
6番までの配置を終えた時点で、相手の手持ちには、エディン、アンジェリカ、ユリ、ルシウスと残されていた。
おそらく、どこにライアンが飛んできても被害を最小限に抑えられる布陣。
バルゼの受けに最適な下段最後尾エディンをリュドミラで抑制しながら、ショウマンを処理しに来るという、明確な意思を持った配置。
この時私は、後攻初手で何とかリュドミラの処理をし、ショウマンの後ろにエディンを置いて生き延びさせる方法を考えていた。
相手の手持ちにはセシリアがいて、これがかなり厄介。
もしこちらが初手で強めのバーバラを下段に投げつけても、最前にセシリアを置かれればリュドミラは処理できないし、クリスティナを下段に投げつけても、レピテアの前にセシリア、さらにその前に適当な傭兵を置かれてしまえば、1手でリュドミラを処理することは不可能になる。
ショウマンの後ろにエディンが置けないなら、ルシウスを下段最後に置いておいて、バルゼとリュドミラを足止めしておいて、上で戦うしかないかと考えた。
そう考えた刹那、私は下段にクリスティナ、バーバラの順番に並べて配置し、相手のレピテアの前にセシリア、その前に何らかの傭兵を置かせることを強要。
その後、わざと相手のアスモードのサブタゲにクリスティナを入れて処理させ、バーバラの攻撃順を早めて、初手バーバラでリュドミラを処理するプランを閃いた。
これでもし、相手がこちらの思惑にハマってくれれば、7番エディンをショウマンの後ろにおいても、リュドミラで処理されることなくバルゼを受け続ける事ができるし、巻き込まれる形でバーバラのサブタゲ位置に入って来るセシリアも葬ることが出来るはずなので、かなりのアドバンテージを掴める。
突然の名案に私は小躍りをしながら、残り少なくなった配置の時間を確認し、注意深く間違いがないか確認しながら、クリスティナ、ベロニア、バーバラを配置。
そしてショウマンの後ろに、ルシウスを配置した。
これでもし、相手がこちらの思惑にハマってくれれば、7番エディンをショウマンの後ろにおいても、リュドミラで処理されることなくバルゼを受け続ける事ができるし、巻き込まれる形でバーバラのサブタゲ位置に入って来るセシリアも葬ることが出来るはずなので、かなりのアドバンテージを掴める。
ヾ(*´∀`*)ノヾ(*´∀`*)ノヾ(*´∀`*)ノ
?ヾ(*´∀`*)ノ?
8番9番で、絶対に置かなければいけないキャラは、相手のアスモ―ドをクリスティナの1マス上で受ける、グランヒルトだけのはずだった。
グランヒルトを置いても、私の手札には1枚の余裕があるので、相手の7~9番の配置を見て、それに一番適した回答をその一枚で返すつもりだった。
相手にはアンジェリカやエディンがあったので、おそらくクイック辺りで相手のキーキャラを処理出来れば、あとは私のグランヒルト、バーバラ、エディンが相手を全部KOしてくれるはずだった。
だが、バルゼ受けにエディンを使うプランと、バルゼ受けにルシウスを使うプランが頭の中でごっちゃになり、私がエディンを置きたかった場所にはルシウスが居て、私の8番9番では、相手の7番8番9番を返しつつ、予定していたアスモード受けクリスティナ溶かしでアドバンテージを作ることが出来なくなってしまった。
軽くパニックになりながら、最終的には意味のない位置に8番エディンを置き、やりたかったことを表現しておくため、クリスティナの上にグランヒルトを配置。
負けを確信した状態で、ターンを終了させた。
もしもきちんと7番エディンを置いておけば、絶対に勝てたのかと問われると、あまり自信はない。
対戦相手の方は、地下アリーナトーナメントに複数回でている強いプレイヤーさんなので、もし私が7番エディンを配置していたとしても、7番8番9番の配置で、更にそれをひっくり返してきた可能性は多々ある。
だが、それはそれとして、自分がやりたかったことをきちんとやりきれなかったことが悔しくて、負けの画面が表示されたときにはちょっとだけ泣いた。
最近すぐ涙が出てくるので、とても困っている。
第12回大会で私を応援投票してくださった1010名の皆様、本当にありがとう。
そしてごめんなさい。
次回、第13回地下アリナートーナメントに出場しているかどうかは、全然イメージがわかないのでわからないが、もしまた出場できる機会が巡ってきたら、今回より一つでも上に進めるように、頑張ろうと思う。